王子は人魚姫と現世で恋するらしい。

人魚姫と姫

俺はそれから数日後、彼女を探そうとしたのだが、これでもまだ大学生だ。

勉学に集中しなければならないのだが、現在俺は今、学内にある図書館にて積み上げた本を読み漁っていた。

司書に変な目で見られている気がするが気にしない気にしない。

1時間半程経っただろうか。
手がかりは見つかったかと聞かれると、ノーと答えることが出来る。

まあつまりは何も無かった、というよりそもそも前世の記憶があること自体可笑しいのだ。

本で調べても見つかる訳がない。