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「絶対、絶対姫を幸せにする!……もし俺が裏切ったら俺を海に突き落としても良いくらいだ」
「大袈裟だよ。……でも嬉しい」
そう言って苦笑しながら彼女は俺の手を握り返した。
そして俺はその日名残惜しくも彼女と別れた。
その夜、自分の部屋に俺は嬉しさのあまりそのまま床にゴロゴロと寝転んだ。
やっと彼女と……。
もうあの悲劇は繰り返さない。
そう決意し、俺はベッドに突っ伏し眠りについた。
翌日、後悔することになるとは知らずに……。
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