大物発掘俳優(第2章 遊んでから考えよう)

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早速出かけた。様々な道具を詰め込んで冒険に出た。といってもいつもの公園に向かうだけだ。休みの公園は混んでいるのだが、今日は少し寒いので、貸し切りだった。 「やっぱり、今日は寒いから誰もいないな。」 「寒いのを我慢してきて良かったね。」 「カイロつけてるだろーが。」 「えへへ。」 照れ笑いをしながら真徒は頭をかいた。 さっそく、持ってきたボールで遊ぶことにした。 「じゃあ、僕から蹴るね。」 「おう、来い!!」 そういって蹴られたボールを受け止めたり、パスをしたりした。この球技は体力をとにかく使う。野球のように表裏がないのだ。故に休まず走り続ける。スピードも欠かさない。その中で瞬時に状況を把握したり、パスをしたりと頭や体を使う。こうした体験も大事だ。瞬時に行動が出来るようになることは仕事の上でも効率は良くなるからだ。消防署や機動捜査隊にも役立つかもしれない。  
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