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坊主法事でエキサイト
何だか前のにっきに聖人君子の様な事を書いてしまいました。
試験明けの夜中のテンションで書いたので、読み返すとすごく恥ずかしくて消しちゃおうかとも思いましたが、ありがたいことにとても嬉しいコメントも頂いていたのでこっそりと残しておこうと思います。
読み返すと恥ずかしいけど、その時感じていたことの記録。
にっきってそういうものですもんね。
さて当然私は聖人君子でも何でもないのです。
今日のタイトルは私が小学生の頃、クラスで流行っていた嘉門達夫さんの替え歌です。
元の曲は安室奈美恵さんの「Body Feels EXIT」なんですが、今でも私はこの「坊主法事でエキサイト！」というフレーズが忘れられないくらい好きです。
替え歌といえば、「スイートクローバー中毒」でも書きましたが獣医師国家試験には魚病も試験範囲に含まれます。
魚病、こんなこと言うと怒られちゃいますが私はあまり興味がなかったんですよね、元々小動物臨床一本だったので。
でも、代々受け継がれている替え歌があって、それを覚えると結構得点に繋がるということで、歌って踊って覚えました。
踊っては嘘です。
辛かったのは、代々受け継がれているだけあって元の曲を知らないこと。
キン肉マンの歌、キューティーハニーの歌など、ちょっと私は世代的に知らなかったので、まずは元の歌を調べることから始めるという効率が良いのか悪いのか分からない勉強方法でしたが、「替え歌」、これは一度覚えると中々忘れないもので今でも歌えます。
作中に出てきた魚病のワードは調べ直さなくても書けました。
なので魚病の試験問題は今でも楽々解けるんじゃないかと思っています。
それで国試の勉強ですが、語呂合わせも沢山ありました。
これは「スイートクローバー中毒」の中で使おうと思っていた語呂合わせなのですが、何だか作品の雰囲気を粉々に壊しそうだったのでボツにした語呂合わせです。
「淫乱マイコ懲りずに妊娠」
恐ろしく下世話なフレーズですよね。
それで何が恐ろしいって、私がこのフレーズだけは覚えているのに、今となっては何の語呂合わせなのかを覚えていないことです。
マイコがマイコプラズマ、懲りずが伝染性コリーザで鶏の何かだったと思うんですが、どうしてもはっきり思い出せません。
淫乱はin egg（卵の汚染はon egg：卵殻汚染とin egg：卵内の汚染で分かれます）のことだった気もするのですが、in egg汚染の語呂合わせにしてはSalmonella Enteritidisがどこにも出てこないんですよね、なので違うと思うんです。
結果、何の役にも立たない卑猥なワードだけが頭に残るという本末転倒なお話でした。
ちなみに私の学年には実際にマイコちゃんという女の子がいたので、私はマイコちゃんごめんねと思いながらも、この語呂を頭に叩き込みました。
こんな何の役にも立たないフレーズを皆さまの頭に残すだけでは申し訳ないので、私が大好きな魚病の用語をお伝えしたいと思います。
鰤（ぶり）って出世魚ってご存知でしたか？
恥ずかしながら私は魚病で習うまで知りませんでした。
出世魚っていうのは、成長段階によって呼び名が変わる魚のことですね。
それで、鰤の稚魚の名前がものすごく可愛いんです。
「もじゃこ」
可愛くないですか？もう覚えてくれましたよね。
仕事ではスイッチが入りますので「獣医師 伊月美鳥」という人格を演じていますが、普段の私はこんなくだらない人間ですので、これからも変わらずお付き合いしていただけたら幸いでございます。
2021年1月23日
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