途切れるまで
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響く暗く白い最期に紡がれた 儚く遠ざかる紅の音に秘めている 深い御情でしょうか。 もう刻が来ているのに告げようとせず 内に入り歌をとせがむのです。 毎晩と一緒である筈なのに ただ腕の中温もりが消えつつあり 悲しくて、哀しくて、愛しくて 徐々に途切れて… 遂には応えぬ柔らかな光が届いても 冷たくなった身体を抱き 流れゆく歳月に揺られて私は
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