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小指に
それからはもう毎日が面白くて堪らなかった
なんで周りの視線なんかを気にしてたんだろう?
なんであいつに嫌いって言えなかったんだろう?
理由は分かっていても、その理由すらおかしくて笑えてきちゃう!
あいつを、なんで無視しなかったんだろう?笑
もう。あいつは私に着いてこない!!!
もう。私の日常は変わったんだ!!!!……
いや、まだかわってない。
まだ、言えてない。
早く言いたいけど、もっと無視したい!
あ…
今の私あいつみたいになってる。
あいつになるのだけは嫌だ。偽善者なんかになりたくない!!
あいつが私の毎日から居なくなったら、私は偽善者じゃなくなるんだ
そうだ。楽しんでいたらダメだ
ずっと楽しんでたら、あいつの噂が学校を包み込んで、私を殺す。
でも、今やそのスリルすら私を楽しませてくれる
私は焦りが来る前に、早めに動き始めた。
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