結ばれていたはずの

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結ばれていたはずの

「ねぇ、なんで無視するのー?優花ちゃん!」 「ちょっと来て」 「え?」 ここ1週間ずっと無視し続けて少し怒っているあいつを屋上へよんだ 「ねー、屋上って来ちゃいけないんだよ?早く戻ろうよ」 階段を登っている時にあいつがそう言う 「わかった、だけど伝えたいことがあるから伝え終わったら降りるよ」 「わかったよ。でも早くしてね!!」 鍵が空いてる扉をガチャ、と空けると戻れと言っているように風が私達を襲う 「寒っ」 私はその風邪を無視し、屋上の檻の近くに行った。あいつも寒そうに着いてきた 「で?何を伝えたいのー?」 「縁を切ろう」 緊張なんかしない。むしろ面白くて、今にも口が裂けそうなぐらい笑ってしまいそう 「え?なんで?私たち友達だよねっ??」 「お前なんか友達じゃない。私はずっとお前が嫌いだったんだよ」 「え?」 …静香の顔は、ぐしゃぐしゃになっていた 「だからさ、縁を切ろうよ。」 「…嫌だよ!!なんで?なんで私がっ…私が優花ちゃんと縁を切らないといけないの?」 「…だから、私はお前が物を盗んだり、本当かも分からない噂を流したりするところがずっと嫌いだったんだ。お前のストレスで入院したんだぞ?」 「っっでも!そたったそれだけで縁を切るって…おかしいでしょ!!!??」 「は?あのさ。お前、信用して相談したのに私の好きだった人と付き合ったよな?そんな事されるくらいなら縁を切った方がいいと思ったんだよ」 「わかった…縁切るよ…」 「うん。あとさ」 「なに…グスッ…」 「死んでくれない?」
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