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4 芹菜の過ち (中学時)
夏休みに入り、俺のバスケット部の活動も終わった。友達と街で遊んでいると、ジャージ姿の鴫野芹菜が一人で歩いていた。しかも、元気がなさそうなので、気になって声を掛けた。友人とゲーセンで遊んで帰る所だったので、友だちとは別れて彼女とファミレスに入った。
「どうした、セリ。何かあった?」
「ママとケンカして、家を飛び出したの。」と言う彼女から、詳しい話を聞いた。俺の家には誰もいないし、チャンスだと思い誘ってみた。
「そうか、セリはすぐに帰りたくないんだ。俺の家に来るか?」と言うと、芹菜は「うん」と言って付いてきた。
部屋に芹菜を案内して、ゲームをしたり学校の話をしたりして過ごしていた。俺は目の前の彼女を何とかしたくて、ゲームも会話も上の空だった。
話が途切れた所で、芹菜を引き寄せてキスをした。ジャージの上から胸をもみ、その後はTシャツ越し、シャツの下へと手を伸ばしていった。スポーツブラを上に寄せて直接乳房に触れた時に、彼女は身をよじっていた。口の中では、二人の混じり合った唾液が、溶けたチョコレートのように行ったり来たりしていた。
ベッドに寄り掛かって座っていたが、彼女を抱きかかえてベッドの上に移動した。彼女は抵抗する事もなく、俺の指示に従いベッドに横になった。
「セリ、脱がしてもいい?」と声を掛けると、彼女は何も言わずに目を閉じていた。俺ははやる気持ちを押し殺して、彼女のジャージとTシャツを脱がせ、続けてトレパンに手を掛けた。すると胸を隠していた彼女の手が、俺の手の動きを制して腰をずらした。ここでひるむ訳にはいかず、トレパンを無理矢理引きずり下ろし、彼女を下着だけの姿にした。パンティーはレースのフリルが付いていて、大事な部分を覆い隠していた。俺はパンティーの上から、彼女の秘部を指でなぞっていると、
「颯翔さん、これから何するの?」と彼女が、震える声で訊いてきた。
「セックスしたい!セリは嫌?俺はもう我慢できないよ。」
彼女の返事も待たずに、半ば強引に行為を進めていった。
散々泣き明かしていた彼女が、帰ると言ってきた。
「ねえ、私たちエッチしたんだよね。これって、赤ちゃんができたりしないよね。」
「多分、大丈夫だよ。初めてだし…。」と根拠のない言葉でごまかした。
「何か気持ち悪かった。動物みたいな恰好して、あんなものが私の中に入って来るなんて、信じられない。何であんな事をするの?私、もういやだよ!」
「それは、セリを好きだから。恋をしたら皆がする事だよ。またしようね!」説明にならない事を言って、彼女を納得させようとした。
それからは、彼女の家で、俺の部屋で延べ4回身体を重ねた。その度に芹
菜は嫌がり無駄な抵抗をしたが、口説いてセックスをした。彼女の身体に徐々に慣れていき、彼女がその最中に発する声やピンク色に染まる身体が無性に恋しかった。まだ中学生の俺が、女を思い通りにしている事に優越感を抱いていた。また、女は身体を奪えばどうにでもなる、と考えるようになっていた。芹菜は初め嫌がっているけど、あそこは濡れているし、穴に入れられたいと思っている。俺は別に彼女を好きでも嫌いでもなく、彼女の身体で欲求を満たしていた。今度は俺の物を口でくわえさせて、顔を見てみよう。どんな顔をするのか、楽しみになってきた。
芹菜の独り言
もう嫌だ。会えばエッチして、何も楽しくない。あの人は満足してるみたいだけど、私はたえられない。エッチしてからは、あの人の奴隷みたいに好きなようにされて、態度もすっかり変わってしまった。別れたい!
夏休みが終わると同時に、芹菜から別れたいというメールが届いた。何回か「逢って話そう」と連絡したが、彼女はかたくなだった。
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