櫻子に関する隠し事

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櫻子に関する隠し事

櫻子のキス  夏休み前の暑い日、生徒会室に行くと櫻子さんが机にうつぶせて寝ていた。しばらく寝顔を眺めていたが、触れてみたいという衝動に駆られた。脇が空いていたので、そこから手を入れて彼女のおっぱいに触った。形は甘食パンほどの大きさで、掌で感触を楽しんだ。まだ気付かれていないと思い、軽くもんでみた。その途端に彼女が起き上がり、目の前に顔があったので、反射的に唇を彼女の口に付けていた。僕は瞬間で突き飛ばされ、椅子からころげ落ちていた。 「何するのよ!寝ている所にするなんて、男らしくないわね!」 「ごめんなさい!つい見てたら、櫻子さんが可愛くて、それで思わず…。」 「キスしたいなら言いなさいよ!しかも胸に触ったでしょ!」   そう彼女は言いながら、尻餅をついたままの僕に手を差し伸べてきた。僕が彼女の手を借りて起き上がると、いきなり彼女の方からキスをしてきた。何がどうなっているのか分からず、ただ彼女の柔らかい唇を味わっていた。 櫻子の独り言  (あおい)君とひょんな事で、初めてのキスをした。別にキスぐらいどうって事はないけど、こんな形でするとはね!碧君はまだ子供だと思っていたけど、やっぱり男なんだね。おっぱいも触ってたし、私から今度は仕返ししてやる!
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