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新型コロナウイルスの感染予防のため、人との接触は減らさなければならず、会いたい人に会えない日が続いている。
それを守っている人と、守っていない人がいる。
けれど、しっかり守っていた私は、伯父との最後の会話も思い出せないままに、もう二度と会えなくなってしまった。
会えたとして、会話がぽんぽん弾む関係ではなかった。
それでも、お盆に会う機会を逃してしまったことを悔やんでしまっている。
ただ顔を見て、何気ない会話をする。
それだけで良かったのに。
当たり前にそれができることが、どんなに幸せなことなのかを思い知った。
“コロナだから仕方ない”
本当にそうだろうか?
直接あえなくても、リモート、電話、手紙、できることは、たくさんあるんじゃないだろうか。
人との繫がりが薄くなってしまう今だからこそ、人との繫がりについて改めて見つめ直し、本当に大切な人との絆を大切にしていきたい。
彩月
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