忠勝伝6巻《越望の章》

「気を確かにされよ」大喝と共に、忠勝の拳が飛んできた。家康の視界で火花が飛び散る。

達也

5時間5分 (182,406文字)
忠勝伝6巻でございます。

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あらすじ

 徳川家を護る為、徳川信康は自らの腹を切った。 悲しみに打ちひしがれながら、家康は心中で改めて武田打倒を誓う。一方、武田勝頼は上杉景勝という盟友を得る。甲越同盟を確固たるものとし、織田徳川に挑む勝頼。

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感想・レビュー 1

疾風怒濤

各巻が血沸き肉踊る作品、回を重ねる毎に作者の筆力は増している。  虚構と史実の境界線上を縫うような展開は歴史小説の醍醐味。  先が楽しみでならないが、改めて冒頭から読み直したい気持ちにも駈られる。この
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