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寒さで,身も心も凍えてしまう夜には,
イートインのあるコンビニでひと休みする。
室内の暖房が,身体を暖めてくれ,
温かなミルクティと甘いケーキが,
心の疲れを吹き飛ばしてくれる。
ほんの束の間の幸せだけど,
もう少し堪能したいとさえ思っても,
永遠に来ないのは分かりきってる。
ひとくち,ケーキを食べれば幸福を感じ,
口の中で溶けて,現 実に戻される。
糖分は麻 薬だ。
何時までも甘い夢に浸っていられる。
体内から糖 分が無くなった時には,
焦燥感という現 実が残ってしまう。
分かっているに,止められないもどかしさ。
それでも今夜だけ,コンビニの片隅で,
1人ミルクティと甘いケーキで,
束の間の幸せに浸る喜び・・・
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