3人が本棚に入れています
本棚に追加
/52ページ
主な登場人物
八城 仄
蝋燭の燭を左手で吸い、右手で与えることが出来るオオヒルメの一族の娘。
製薬会社 白菊 にて父親昴と暮らしていたが、父親の燭を吸い取り逃げ出した。父の意思に従い母を生き返らせる筈だったが、清水家の祖父を生き返らせる事になる
〈清水家〉
硯
長兄。弟二人、仄の保護者。
大学病院の外科。
仄の母螢子とは恋人だった。
仙寺
次男坊。家事一般をこなす高校三年生。
仄とようやく結ばれたが前回の事件を機に仄を自分から遠ざけている。
祠
末弟。高校受験を控えた中学三年生。
想い人である宮子と連絡が取れなくなり心配している。
〈平政〉
藤川 信也
仄の仕事先である和風居酒屋 平政 の次板
2m越えの長身に目つきも悪く溜め息ばかりついている。花火大会が嫌いで、仄に「妹を殺した」と前に告げた。仄の身を案じている
平 義政
平政の板長。日本料理店を営んでいたが舌癌を患い店を畳もうとした際 麻実の父に経営援助を受け今の形になる。
甘いもの好き。信也とは血の繋がりは無いが本当の親子のように互いを思っている。
板さん
平政の板前。信也より立場は下だが板長と歳が近いため共に店内で接客している。
晶 甲斐
板長の一人娘。 スタッフリーダー。
拓海 優子
元板前。 元スタッフリーダー
他店舗にて修行中。 息子の光琉君と
二人暮らししている
勝成
板前見習い。
仄の弟弟子、高校の三年。
〈その他〉
フィリックス・ヘルマン
ドイツ人、生物学の若き科学者。
仄とは春にNYで出会い、今はメル友。
レオナルド・ヘルマン
フィリックスの兄、兼 助手。
なかなかの美貌の持ち主で夜の相手には困らないが弟の面倒で日々頭を悩ませている
真崎
硯と同じ大学病院の産婦人科医。
元救命におり、仄の両親とも面識がある。
仄の担当医だった。
代守 透悟
『ツクヨミ』と呼ばれる青年。
仄の父親に、まだ赤子の仄の手を握り誓いを立てた。
最初のコメントを投稿しよう!