あたらしいせかいと、ふるくなるぼくと

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「大抵のことの意味のなさ」 読み返しているわけでもないので、確かなことは言えないがここまで割と暗い話題を書いてきた気もする。 僕は割と悩む方の人間のタイプなのかもしれないが、割と悩んでも意味がないと思う。 ポジティブなだけのものから何も生まれないことと同じくらい、ネガティヴであることにも意味がないと思う。 どーせ死ぬという意味では、人生なんて意味がないという考え方だってあるのだ。 今日たまたま聞いていたラジオで今世間は、ネガティブな雰囲気なのだと言っていた。 ネガティヴを嫌う人は結構多い。 そういう人は自分をポジティブな人間だと言ったり、ポジティブでありたいという。 しかし、もしポジティブが全てのことを前向きに捉えるという意味合いなのなら、 ネガティヴを嫌うことはポジティブの逆の行為ではないだろうか。 僕はポジティブなことがない人生なんて全然嬉しくないが、ネガティブが全くない人生もどうかと思う。 ネガティヴであることを人生のバイオリズムの過程としてポジティブに受け入れられたら、それこそが真のポジティブではないか。 ネガティヴな日があってもいーじゃん。 そんなことをわざわざ、電子媒体に記入して配信している僕の行為は、ポジティブなのかネガティブなのか。 まぁでも、これにだって対して意味はないのかもしれないですね。
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