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「たー」
「やっ!!!」
ペシッ!!
「…………たー」
「やっ!!!」
ペシッ
「………………たー」
「やぁぁああ!!!!!!!!」
べシッ!!!!
「……………ター………」
暗鬼と刹鬼が先程からちょっかいをかけ、それを拒否の繰り返しだ。
黎はそれを見て仮面がすごく楽しそうにニコニコと笑っており、彲は暗鬼の頬を指で突っついていた。
闇命と玄乃は苦笑いを浮かべ、後ろから見ていた。
「さて、どうしよう。なんか、その姿だと浄化するのは──少し……」
闇命がそう口にすると、黎と彲がこちらに顔を向けた。
「確かに、このままに──しておいた方が良いのではないか? これだと森が安心だと思うのだが」
彲がそう口にすると、黎以外の人物は頷いた。
「確かにその方がこの森のためだ」
「一理あるね彲ちゃん」
「じゃろ?」
「良くないですぅぅぅぅ!!!!!!!」
黎が必死に止め、なんとか戻す方法を探そうと言う話に持っていった。
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