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「うぅ」
「暗鬼さんは小さい頃このように静かだったのでしょうか」
静かな暗鬼が珍しいのか、黎は飽きもせずずっと見続けていた。その目線が怖くなってきたのか、暗鬼は身体を震わせ、また涙目になってしまった。
「あう……」
「あ、ごめんなさい!! 怖くないですよ!! 安心してください!!」
泣きそうになった暗鬼の頭を撫で、落ち着かせた。
その後からは黎に懐き、離れなかった。
(可愛いです暗鬼さん!!! もっと懐いて良いんですよ!!!)
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