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〜後日談〜
「待つのじゃ犬っころ〜。妾に会えなくて寂しかったじゃろう? もう戻ったから楽しめるぞ〜」
「こっちに来るな!!!!!」
「照れるでないぞ〜」
玄乃と刹鬼が楽しく追いかけっこをしていた。
そんな姿を闇命は哀れみの目を浮かべながら見ており、「玄乃ちゃん、ご愁傷さま」と手を合わせていた。
「何をしているのだ?」
「さ、さぁ……。でも、楽しそうだからよろしいのでは?」
「楽しくとも、相手は悪霊だ。なぜ楽しそうなんだ」
「あ、あはは……。でも、楽しそうだから、今はこのままでもよろしいかと」
「まったく……。今回だけだ」
「っ!! はい!!」
2組の光景を外から眺めていたのは九尾と紅目だった。そして、そのような会話を繰り広げていた。
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