【音楽理論講座】 Opus.1 音楽って、何?

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 突然ですが、皆さん「お正月」って童謡、知ってますか?  時期も結構過ぎてしまった気もしますけど、『年末年始の音楽を思い浮かべてください』とアンケートを取ったら、結構上位に上がるんじゃないですかね、コレ。  『もういくつねると お正月』  (作曲:滝廉太郎、作詞:東くめ 一部抜粋)  ハイ、ここまで言えば普通に口ずさめると思います。凧にこまに毬、と中々見る事も本当に珍しくなったけれど、約一世紀前には確かにそこにあった子供達の遊びが見えてきそうな歌詞ですよね(深読みオタク)。  ちなみにこの曲、作詞家の(ひがし)くめさん(1877-1969)の没年から70年間は著作権が持続しているので、残念ながら歌詞全文は載せられません。  なので冒頭だけ引用させて頂きました。ご了承くだせえ……。  ですが、曲の方については作曲の滝廉太郎さん(1879-1903)没年から100年以上も経っているので、パブリックドメインとして自由に使用する事が出来ます。  なので、今回はそのメロディーをここで紹介します(楽譜制作ソフトに手打ちした自作楽譜です)。 76b9aef6-1f58-4dd2-8f1c-dd168d5c01f2  はぁい出ました、五線譜と音符(おたまじゃくし)。  小学校の音楽で初めて出会い、全然読めないので苦手になった……なんて方も居るんじゃないですかね。残念ですが、文章と一緒に紙面で音楽を語ろうとすると、こいつに頼るしか無いんです。ご了承ください……。  楽譜ならある程度読めるよ、という方も、読めないけどドレミなら何とか分かるかも……って方も大丈夫なように、楽譜の歌詞のところには「ドレミファソラシド」表記で音の高さも振っておきました。  もし楽器が手元にある人は、実際に弾いて確かめても大丈夫です。聞き覚えありますよね、このメロディー。  一通り確認出来たら、次のページに進みましょう。
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