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3・スコッチハウスにようこそ!
「大変な世の中になっちゃってるねー。出よ藤村。老いらくの恋!」
「何で唐突に老いらくの恋なんですか……こういうステイホームの時こそ、物語を書くチャンスじゃないスか」
「仕事ーッ!! ゥァア゛ーッ」
「忙しいらしいっすね。お疲れ様です……」
「平日は仕事、土曜日は病院とかで、もう何のために生きているのか分からなくなるよ……」
「どこかで聞いたようなフレーズっすね」
「♪自分の存在が何なのかさえ 分からず震えている」
「その曲は聞いたことがあります」
「■■のよーるー♪」
「ここちょっと消えてますね」
「♪盗ーすんだバイクで轢き殺せ!」
「だいぶ趣旨変わっちゃってますのでこの辺にしておきましょう」
「走って解決するんならそのくらいやれよ! って思うよね」
「歌の中でも、走っても特に解決してないじゃないですか。そういう歌じゃないですから!」
「あんまりストレスたまってて、昨日スコッチとか買っちゃったよ」
「ストレスが溜まったらスコッチなんですか?」
「いやウイスキーとかってしばらく飲んでないなぁ、って」
「ああ、スコッチってウイスキーの種類のひとつなんですね」
「普段は缶のお酒しか買わないんだけど、お酒って安くなったよね」
「そうなんですか?」
「ちゃんと名の通ったお酒でも、2,000円しない感じで買えるようになったんだよ。今調べたら、昨日買ったスコッチが980円だったんだけど、これ1970年台、3,600円してたらしいんだよね」
「1/3以上安くなったと」
「そんなもんじゃないよ。当時の大卒の初任給って、4万円行かないくらいなんだよ」
「うわ! それを聞くと、やっぱり高かったんですねぇ!」
「この話を私聞いた時、本当!? ってめっちゃ疑ったよね。私の時代っていうのは、デフレスパイラルが続いていて、物の値段がどんどん安くなっていってた世代だから……」
「先週に続いて経済の話ですか?」
「カネの話は止めよう!」
「ここまで引っ張っておいていまさら……今後書いていく作品の話とかはどうですか?」
「えーとまず、朝に短編を公開したよ!」
「妄想コンテスト『足あと』参加作品ですね。ギリ間に合わせましたね」
「残り1週間だったからね。それと、『藤村くんのだいたいな占い・2』を“休載中”に変更」
「ええー」
「単純に時間が足りてないんだよね! いっそのこと、休載にして、お終いまで書き上げたら、再開というふうにしようかと」
「……まぁ、追われて書くよりかは、現状そっちの方がいいのかな? というふうにも思えなくもないですねぇ」
「次の妄想コンテストのお題が大変だなー! 『オンライン○○』!」
「普通に捉えれば、SFの要素が入ってきますよね」
「一編くらいは書きたいけど、今のところ見当もつかない」
「サイエンス・フィクションのサイエンスの点が、めちゃくちゃ弱点の部分じゃないスか」
「だからまぁ……自分の幅を広げる、ってことで言っても、参戦しませんでした! っていう不戦敗だけは避けたいなぁと思って! 何とか書いてみるよ」
「『ふじうら2』の再開もお願いしますよ!」
「ま、まぁ2月は2日も祝日があるし、大丈夫じゃないかな!? そんな感じで、今回はこれにて!」
「皆様にもどうぞ、お体に気をつけてお過ごしください! 今回もここまでお読みいただき、ありがとうございました!」
(3・完)
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