第二章∗*゚理解者と非理解者

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第二章∗*゚理解者と非理解者

{素}と{表}の使い分けは その時に話す相手によります。 茉歩は主に自分の家で、 私は外で{表}の口調で話します。 二人揃って{素}の口調で いられるのは、私の両親の前だけなので 普段は気を張って生活をしていて 一秒たりとも気を抜けないのが 非常に疲れます。 私の両親は[理解者]ですが、 茉歩の母親は[非理解者]です。 彼女が女の子である限り [女らしく]というのは わからなくもありませんが、 大雑把で男っぽい口調も 全部、彼女の一部なんですから 頭ごなしに否定せずに 認めてほしいものです。
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