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男性は私の性器を掴むと、透明な液体を溢れさせる先端の穴に指先を当て弧を描くように液体を伸ばす。
「ぁっ、あっ……ぁん」
焦ったい動きに腰が浮かんでしまう。
彼は、唾液で濡れた舌先を性器に付け、口の奥まで含んでゆく。
脈打つ性器が、口の温かさでさらに拍動を強める。気持ちいい、と言うことしか頭の中に浮かばない。
疼く先端から早く出したい、白濁したものを。
男性が性器を舌で擦るたび、涎が、太ももを伝い 殿部へと流れてゆく。
「もっと気持ち良くしてやろう」
彼はそう言うと、性器を口から出した。
「あっ……」
もう少しで達しそうだった私は彼を見つめ、唇噛み締めた。
「そんな恨めしそうな顔をするな。」
彼は両方の太ももを持つと、後ろの秘部を露わにした。
「ここを使ったことは?」
男性の問いに私は首を横に振った。
「…ない、こわい……」
「大丈夫、痛くはしない。心のままに感じればいい」
彼は一点の中心部にプツリと指を入れた。
「んぅっ」
濡れていたそこに自然と入る。
感じたことのない違和感に、息が止まった。
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