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「何で、あの時さ」
私は、提供されたモヒートに一口飲んで、一也に尋ねた。
「ん?」
「柄にもなくさ。私が婚約者に振られた話をした時」
「……あったね。そんな事」
「何にも言わないで、私を抱いたの?」
他愛もない雑談の中で、一也が私にいつ結婚んするのか? 聞いたから、 ただ、事実を話すまで。
そう思って、何気なく、ありのままを話しただけだったのに。
私は、言った後、泣いていた。
そして……。
一晩明けたら、5つも年下の家庭教師の教え子にカラダを奪われていたのだった。
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