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 ・・・・・・え、人?  今、人が落ちてきた?僕の上に?にしてはやけに軽いな。え、つかどこから?  混乱して頭をくるくるさせる。  「痛てて・・・・・・もう、おじいはいつも送り方が乱暴なんだから」  そいつはなにかブツブツ呟いている。  「はっ!やばい、人間を巻き込んじゃった!」  パッとそいつが立ち上がって、こっちを振り向く。  その瞬間、妙に世界がゆっくり見えた。  そいつのホワイトブロンドの髪が、金色の瞳が、シャツについた白いフリルが、次々目に飛び込んでくる。  背はたぶん、僕より高い。ボブにした髪が光に当たってキラキラしてる。肌は透明だ。  思わず、見惚れてしまった。  「ごめんね、ぶつかっちゃって!私はマユちゃん、妖精だよ!」  これが、君との出会いだった。
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