対戦相手 タコ

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対戦相手 タコ

6c77ee6d-a400-4dbe-8089-bfd3622c56e9 今日は仕事でミスをいっぱいやらかした。私はドンくさい、物覚えは悪い。私が悪いんだ。しかしそんな私も眠れば、意識のみが≪現代≫から並行世界ジパングへと移動し、そこに住む赤いブルマで体操着の少女、ピンクのロングヘアーで碧眼のK等部1年生――異性ダリアを操れる。  昨晩、電車内での痴漢されるのを楽しんだ。ダリアはそれに気がついているのだろうか。私はダリアを通して淫乱になりたい。  しかしダリアの人権を考えてみれば、学校K等部関係者がいっぱいいるところではやりたくはない。  コッソリと楽しむのだ。  私は通学手段で使っている電車で、学校から20分くらいかかる海辺へときている。  そこにはモンスターがいる。  ≪現代≫にはいない概念。彼らモンスターは人語を理解し知性のある種族たちである。  そこは海水浴ができない浜辺。そこにタコのモンスターがいた。性別は男性。大きさは人間くらいはある。 「おい、お嬢ちゃん、この海岸は俺の土地だ。しかも進入禁止だ。帰りな!! 人ん家だ」  俺は黙ったまま、無理矢理タコの男性に抱擁をかます。 「おい、お嬢ちゃん!! 何をしやがるやめろ!!!」  モンスターの男性にはイチゴの香りのする液体をかけてはダメなのだ。何故ならとてつもなく性欲を刺激してしまうからだ。  タコの男性の頭部に私はイチゴの液体をかける。 「ウガァアアアアアアアア!!!!!」  タコの男性は我を失った。この海岸はタコの男性の土地である。タコの男性は≪現代≫の私と同じ独身生活をおくっているのだ。  タコの男性の触手が私を捕縛する。無数の触手が私の胸、臀部を縛って刺激する。 「はぁ……うぅ……」 「うがぅうがぅ!!!」  タコの男性のタラコ唇が肉迫してくる。私は舌を出し受け入れる。舌が絡み合い、タコの男性はダリアの唾液を搾り取る。 「うがう!!!」 「はぁ……ひぃ……」  職種が体操着の中に潜入する。ブラジャーを解除して乳房をまさぐってくる。感じてしまった。タコの男性はいやらしい。  赤いブルマの股間部をひたすら触手で猛打をしかけてくる。とうとう赤いブルマが気持ちよくてダリアの体液で染みってしまう。  タコの男性は一番太い触手の先端を私の口へと突っ込んでくる。私は舌でそれを口内で舐め回す。手でなんとかそのずぶとい触手をさすってあげる。 「うがぁあ!!!」 「ふ……みぁ……みぁ……」  タコの男性は私を蹂躙してくれている。≪現代≫の私と同様に寂しいのだろう。充分に俺が操るダリアを堪能してくれたらいい。 「うがう!!!」 「まいやん!!! あああ……」  凌辱がここまでいいとは、この夢でしか成就しないことだ。ダリアは勿論、自分が無意識下で私に操られてこんなことをされているとは思うまい。  私はダリアがここから本番に移行することを望む。  しかしタコの男性はそこで正気を取り戻す。 「は!!!! 君!!! 私に何をしたんだ!!!!」  タコの男性は私を即座に開放した。  そこで私は夢から目覚める。  またもやいつもの≪現代≫の1日が始まった。
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