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対戦相手 密猟者
ワイは≪現代≫の関西圏に住んでいるさかい。良妻がおって、高校生の娘がおるんやけど、妻子そろってワイを除け者扱い。死んでしまいたいくらい寂しくなったときやったか。
ワイは夢の中で並行正解ジパングへと意識だけを移動してしまった。
島国ジパング。日本列島と大差ない形ですんや。
文明レベルも≪現代≫と一緒かな?
ま、どうでもいいや。ワイはK等部2年生や。何か知らんけど、年齢の感覚が≪現代≫と違って生後20年間経過しても子供の扱いらしい。
まぁワイは放課後、バニーガールの格好をするアルバイトをしているねん。ウサビーを操っているんや。
そんで今日も放課後、仕事をするために依頼人のいる公園へと向かっているんや。
そこまでの道中におったが。
「先輩。いっつもどこへアルバイトしに行ってるんですか?」
ダリアちゃん。ワイというかウサビーの弟の彼女や。最近、電車の中とかモンスターの男性の土地とかで意識をよく失うそうや。変わった子やな~っと思う。
「ダリアちゃん。守秘義務やから教えられへんわ♪これでワイは荒稼ぎするんやで♪」
「ウサビー先輩。気をつけてくださいね。ここ最近、一般市民相手にいかがわしい行為を働く半グレがいるそうですよ。この歩道の先にある公園で目撃情報がけっこうあるみたいですよ」
ダリアちゃんはかなり心配してくれる。ええ子や。赤いブルマに体操着姿がトレードマークのダリアちゃん。ああ、何て可愛いんやろ♪ けど、ワイの楽しみは例え弟の彼女にも邪魔はさせへんで。
「やばいな。バイトに遅れるからここでお別れやな。一応、公園で1件。そんでダリアちゃんのファンの大富豪さんとこでも仕事があるんや」
「そうなんですか♪ 私も今から大富豪さんのところへ行きます。大富豪さんは何せ私のクラブのOBですからね。色々とアドバイスしてもらおうと思っています♪ それでは先輩、失礼しますね♪」
ダリアちゃんは手を振って立ち去っていく。
さすがにウサビーはんの淫乱なところを見せるわけにはいかへんからな。
公演をくぐると、投げ縄をもったカウボーイの中年たちがたくさん佇んでいる。
「猟師の皆はん、お待たせしてすんません。鬼ごっこサービスのバニーガール、ウサビーです♪」
「ウサビーちゃん、前金は払っているんだよ♪ 早速始めよっぜ♪」
「はぃ~~ん」
鬼ゴッコサービス。平たく言うと、コスプレをした女の子が公園や森の中で逃げまくって変態な男どもが追いかけてきて投げ縄で捕まえられていやらしいことをされる遊び。
しかし、本番まで近づく瞬間、警察が突入してきて大概中止。今度こそは捕まえられて本番されて気持ちよくなるんや♪
サービスは即座にスタートする。
ワイはピョン♪と言いながらうさぎ跳びをしていく。それを後ろからカウボーイさんたちが投げ縄を振り回しながら追跡してくる。早くワイを捕まえてん♪
滑り台にのぼって滑り落ちたらその先に待ち伏せていたカウボーイさんの投げ縄に捕縛されてもうたで。
いけないカウボーイさんはいきなりワイの頬をペロペロ舐めてきやがるやん。
「アカンて~~♪ アカンて~~♪」
「ほら夕飯は兎さんの胸肉といこうかな~~♪」
カウボーイさんはウサビーさんの胸を捕まえる。そして乳房をクリクリしながら揉みくだす。
「アカンて~♪ もうあきまへんで♪」
「孤児院や老人ホームで演劇やマジックショーを披露しているボランティアのウサビーちゃんは実はこんないやらしい商売をやっていたら、孤児院の子供たちや老人ホームの入所者さんはさぞかし傷心の限りだろうね♪」
カウボーイはウサビーのストッキングの太もも撫でまわす。
「アカンて~~♪ イヤヤて~~♪」
「おじさんたちにとって兎さんのお肉は御馳走だからね♪ 充分に楽しんじゃうよ~~ん♪」
今度こそ、このままワイはカウボーイさんたちに輪姦されて快楽の底へと落っこちんやな♪ 紅潮させながら自分が慰み者されることを思い描くと、公園に警官隊が駆け込んできた。
「貴様ら!!!! おとなしくしろ!!!! K等生にいかがわしい行為をしたとして逮捕する!!!!」
「ええええええ~~~そんな~~~。なら、ワイは一目散に逃げるわ!!!!」
ワイは全速力で公園から逃げ出す。いけないカウボーイさんたちはワイを捕縛したけど、性犯罪をおかしたとして警官隊のお縄になっちゃっちゃんや。
警官隊はワイを保護するために追ってくるんやけど、ワイは快楽を探求するために大富豪の家に行くんや。あの大富豪、奥さんいっぱいおるくせに。変態プレーを御所望やで♪ まぁさすがにワイが来た時間帯にはダリアちゃんは帰っていると思うけどな~~。
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