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気が狂いそうになる・・・
恐怖や絶望などの言葉では言い表せないほどの禍々しいその容の所為で、幾度となく襲い掛かってくる猛烈な吐き気と頭の激痛。
もはや、死なんて言葉は生温い。
これは死という闇より、さらに奥深い無の境地・・・
『……もう……ここまでなのか………』と諦めかけた・・・その時だった。
一花さんと二三さんが【バケモノ】を遥かに超越したいつかさんの元へと歩き出していったのだ。
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