日常

1/1
前へ
/45ページ
次へ

日常

インターホンがなる。 モニターには大好きなあの子が映る。 「月ちゃん、おはよう。用意できた?」 「今行くー!」 いつも通りの朝。 玄関を出ればそこには雪花が居る。 「出るのに時間かかっちゃってごめんね。」 「大丈夫だよ。いつもより私が早く来ちゃっただけだから。」 雪花は優しく微笑んだ。 相変わらずの女神っぷり。 徒歩とバスで合わせて30分かけて学校へ行く。幼なじみで大親友の雪花と一緒に。 話すことはたわいもないことばかり。 そんな時間が大切で愛おしい。
/45ページ

最初のコメントを投稿しよう!

48人が本棚に入れています
本棚に追加