だって一線を越えたんだから
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日曜の早朝まだ5時 目が覚めてしまった 隣に眠る夫の直人さんを起こさないようにそおっとベッドから滑り出る 上着を羽織ってベランダに出てみた 海に面したマンションの7階からは押しては返す波の音しか聞こえてこない 早起きは三文の徳って母が言ってたっけ この静かな時間を恐らく独り占めしていることがそんな気持ちにさせるんだろう あの日もこんなふうにとても寒くて、でも青空の日だった
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