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「なんで銃?おもちゃか?」
しかしその銃はおもちゃにしてはとても精巧で重く冷たかった。僕のスマホ君によるとこの銃はリボルバー(回転式拳銃)と呼ばれるものらしい。手紙を開けてみると簡単な注意事項が書いてあった。
この銃を使うにあたっての注意事項
一、 この銃を使う時は必ず発砲する数より一発多く弾を装填しておくこと。
二、 使い終わる時は人にこの一式を渡すこと。
手紙をしまうと僕は銃弾を一発装填。家の壁に向け試し撃ち、手にある重み、反動、匂い、予習を終え僕は明日を待った。
目を覚ますともう放課後に等しい時間。僕は呼ばれている場所に木箱を持っていくことにした。
町はずれにある薄暗い廃工場、もう何年も前から誰も寄り付かない場所。ここがいつもの場所だ。
不良一「待ってたよ~学校にも来ないから心配してたんだよ」
汚い、見たくもない顔
不良一「それより何その木箱?もしかしてそんなに金持ってこられちゃ次から大変じゃん」
喋るな、黙れ
「これら一式お前にやるよ。」
木箱を開き銃を取り出す。込める銃弾は三つ。
不良一「何?おもちゃなんてとりだしてさぁ早く金渡せよ」
不快、不快
「お前はさ、人を殺す覚悟ってある?脅迫、暴行、その他もろもろ。それだけのことをしておきながらさ」
不良一「何を言ってんだお前。頭おかしくなったか」
興奮
「まぁこれからどうなるかはわかると思うけど今までの辛さに比べたらきっとすぐ終わるし、いいよね」
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