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その日は返事をしないまま子供のお迎えに行き、ユリさんからその話が出ることなく1ヶ月がすぎた。
「アヤさーん」
幼稚園の朝、ユリさんに呼ばれた。
「おはよう。」
「ねー出会い系の件どう?登録してみようよー」
出会い系…忘れかけてた時だった。
何故かすんなり、登録してみる。
と答えてた私。
ユリさんちに行き、ユリさんの指導のもと、出会い系のアプリをダウンロードし、プロフィールを作っていく…
年齢2歳サバ読み。
身長も低めになってる。
真面目な私は、嘘はいけないんじゃない?とユリさんに聞いていたが、大丈夫。の一言が返ってきた。
プロフィールが完成するとブルブルと私のスマホが震え出す。
ずっと震えっぱなし。
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