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ふと、
「リンコ、あんたさ、あの制服着てみてよ~?
ぜ~ったい似合うから~
ぜ~ったいかわいいから~。」
と、とろんとした表情で言うユウカだった。
いやいや、さすがにそれはちょっと・・・・
「なに言ってんの?
そんなことしたら、二年生ってわからなくなるじゃん。」
そう言うと、
「大丈夫大丈夫!
あんたのその体型ならバレないって!」
ユウカはそう言って笑いながら私の肩をポンポンと叩いていた。
!!!
それ、言っちゃダメなやつ!!
そう思って、少しその場で固まっていると、
「わかった。
リンコちゃんなら似合うよね!
じゃあ、私がどうにか調達してくるよ。」
そう言って、アマネちゃんもユウカのそれに加担している。
「いやいや、まってまって、
着ないから!」
「リンコちゃ・・
リンコ、私に任せて!
そんなの、ヒメノ先生に言えばすぐだから。」
そう言って、廊下を駆け出したアマネちゃんだった。
あれ?
今までずっとちゃん付けだったのに、なんだかぐっと距離が近づいたように感じて、すごく嬉しい。
「アマネちゃ・・
アマネ!
待って!!」
あ~。
でも、もう追い付けなかった・・
入学式の後、私たちは左校舎の二階の教室に入った。
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