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数分後、早くも理雄は野菜を切り終えてた。
大体は長さや大きさが異なるモノだが、彼の場合丁寧に切り揃えられてる。
「よし、後は煮込むだけだな」
「うわぁ、りおりおスゴーい! 私がやったらイビツになるから憧れるわ~」
「そっか? なんかサンキュ」
チイが大袈裟と言うくらいに誉めると、理雄も理雄で頬は緩む。
「ちょっとー、私の事も誉めてよ~」
「あぁそうやな、ゴメン。まりりんもよぅやってくれたよ」
「ありがと~、チイ大好き♪」
単純な姉弟だ。
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