case① 中山姉弟

6/60
前へ
/489ページ
次へ
「「ん~、美味しい幸せ~♪」」 いただきますの挨拶をして。 三人はチイ手作りのゼンザイを食べ出す。 小豆の深い甘味とホカホカな餅は相性抜群で、冬と言えばゼンザイと言う人も多いのではなかろうか。 「二人とも旨そうに食うな」 理雄がそんな事をボソリと呟くと。 「「はい、理雄あーん♪」」 チイと万里が二人揃って理雄にそれをした。 理雄は固まってしまった。
/489ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加