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2020.03.17. 03.18. 焼き鳥トンカツセットの話
(03.17.)
色々言いたいことはあるのですが、詳細はまた後ほどお伝え致します。
まずはとにかくリリースです( --)゛
「プリマスロックとヨークシャー」
https://estar.jp/novels/25613691
妄コン「負けられない戦い」に参加しておきます。
あとたぶんさっき食べたハムは腐ってました( --)。o
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(03.18.)
「プリマスロックとヨークシャー」
https://estar.jp/novels/25613691
に関して、補足というか、成り行きを説明致します。
私は核家族の都会っ子なので、この話ような体験は無いのです。
身内に農業をやっている人間もおりません。
そもそもは雑談トピックスで友人が、
「『人を殺してはなぜいけない?』って曾祖父さんに聞いたら、包丁渡されて、ちょー凶暴なオスの鶏のいる檻に閉じ込められ、『〆るまで出てくんな!』と言われた」
という思い出があると話したのが発端です。
「そんな面白そうな話、『爺さんにも鶏にも負けられない』的なテーマでライトな文章で短めにちょっと意外なオチを添えて作品に仕上げたら、妄コンでどうにかなるやつじゃないですか」
と勧めたのですが、当時の鶏の恐怖がトラウマで書けないそうで、
「だったらその思い出を丸ごと私の思い出としてもらって作品にしちゃっていいですかね」
とお願いしたところ快諾頂きましたもので、今回の妄コン実験のテーマは「人の思い出をあたかも自分の体験談のようにリアルに語れるのか」となりました。
いや、まぁそういう小説なんて世の中にいくらでもあると言えばあるのですが(笑
結果的には、ご本人には楽しんで頂けたようですが、私の中では、実体験に基づくその人にしか書けない細かく重要なリアリティが不足している気がして、釈然とし切れて無いです、まぁ当然です、人の思い出なのですから(笑
何より気を付けたのは、仕上がった作品が、思い出主であるご本人に首を傾げられたら目も当てられないという点で、ゆえにできる限り「自分」を出さずに真っ直ぐに作りました。
一人称作品なのにモノローグがほとんど無い俯瞰で描かれているのも、自分の手クセに多く見られる表現手法をほとんど用いていないのも、ある意味無難な「命の食べ方」みたいなちゃんとした話になっているのも、そこに起因しています。
とりあえず、もしこの作品が賞を獲るようなことがあったら、賞金で思い出主の友人に焼き鳥とトンカツでも奢ることにしましょうか(笑
それではまたしばらくこそこそ長編作業に戻ります( --)ノノ
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(補足)
※お陰様で本作品は佳作に選出頂きました。
ありがとうございました。
しかし佳作は賞金が出ないので、友人は焼き鳥トンカツセットを食べ損ねました。
笑
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