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2020.01.18. ホラーって怖いって何だっけの話
最恐小説大賞の中間発表、まだ暫定ですし予断は許さぬ状況ではありますが、ともかく残っている皆様おめでとうございます◆
正直嫉妬していますね、なぜ今回も自分はいないのかと( --)゛
まぁそもそも参加していないので当たり前なんですが(笑
しかしそれ以上にホラーがわからない。
ホラーの書き方というより、何をもって人が恐いと感じるのかがわからない。
恐いって何だっけ( --)。o
ホラーの定番と言えば猟奇スプラッター系、怨念系、ゾンビ系、殺人鬼系、サイコ系、拷問系、村や島の掟系、とかですかね。
しかしスプラッターを見れば派手めのブラックジョークかなと思って笑えなくも無いし、これは要するに人間が動物にしていることを人間に置き換えただけだよなぁ、動物の肉を切り刻んで挽き肉にして、こねくり回して形を整えて色んなスパイスとか振り掛けていい感じに焼いて、
「肉汁があふれるぅー」
とか興奮しながらデミグラスソースとかぶっかけて食ってるのを、人間でやってるだけじゃん、とか思ったり。
怨念系はとにかく、
「お前関係無い人を巻き込んで何テンション上がってやがんだよ、何目指してんだよ、頭わるいんだろ、ちょっとこっち来て正座しろ、お前の愚かさを六時間ぐらい説教してやる」
と苛々が止まらない。
サイコ猟奇系も、中二病時代に普通に毎日考えてたようなことで、今さら見ても「はいはい、思春期ですね」とか思ってしまう。
ホラーは描写の利便性から閉鎖空間を舞台にすることが多いが、その空間内ではものすごい状況だけど、一方その頃、その空間外にいる世界のみんなは普通にメシ食ったりハナクソほじったりしてるんだよなぁ、とか俯瞰で思ってしまうし、まぁそれも実は世界中で起こってる事件や戦争を思えば日常だしなぁ、などと。
思うに、ホラーとは異常者が書くものでは無く、実は誰よりも常識的で良識的な人にしか書けないような気がする。
恐がるべきものを恐がれない人間には何もわからないのだ。
キャラメルに練乳かけてチョコと一緒に食えるような莫迦舌に、最高級スウィーツの味わいなどわかるはずも無いのだ( --)美味しいよ
しかし恐いという感情が無いわけでは無い。
現実的に考え過ぎてホラーとして成立しないだけなのだ。
リアルに言えばやくざ的なものがいちばん恐いもんねぇ、やっぱり( --)゛
あぁでもやくざホラーって逆に斬新か(笑
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