目を蝕む

外観

目の前には大きなモミの木が立っており、オーナメントで煌びやかな装飾が施されている。
向かって左側には聖堂と思わしき建物があり、その頂上には大きな鐘がドーム状のバルコニーのようなところにぶら下がっている。
右側は赤い屋根の可愛らしい小屋が建っていて、聖堂と小屋を繋ぐようにして渡り廊下が走っている。
モミの木の前には修道服を着た綺麗な女性が他の修道女と会話をしている。
賢はその女性を一瞥して、「あれがアリシアさん。ここの一番偉い人。」といいつつ皆さんを小屋の裏手へと案内します。
小屋の裏は二階建てのアパートのようになっており、その奥に小道が続いています。
「ここが宿舎な。一回の右下は俺の部屋だけど、その他は開いてるから好きに入ってくれ。
とりあえず今日の17：30から聖堂でイブのミサ、明日は11：00からクリスマスミサになるから両方でも片方でも参加してほしいかな。
クリスマスミサの後は皆でモミの木の前で日蝕見ながらクリスマスパーティーが16：00くらいからの予定。
ご飯は聖堂の中に宴会場があるからそこにあるキッチンか部屋の個別キッチンをつかってくれ。
基本自由にしてもらってもいいけど、夜は野犬とか多いから森の方には行くなよ。」
じゃあ俺は仕事に戻るから、といって下條は聖堂の方へと向かいました。
（ここから自由）