エピローグもどき

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エピローグもどき

 ここまでで俺の話は終わりです。  …………というか、強制的に終わらせなければ俺の体が持ちません。  理由は──── 「貴様……、こんなところで油を売ってる暇があるなら私が言ったトレーニングスケジュールは終わったということだろうなぁ?」  四季は俺の頭を鷲掴み黒い笑みを浮かべた。  うん、これが理由です。  おそらく俺はもう時期死にます。  まさか七不思議を試しただけで異世界転移してしまうとは思わなかったなぁ。  自分で自分を殴りたい。 「ほら、行くぞ」 「ま………待ってくっ………ぎゃぁぁぁあああ」  俺の首根っこを掴み、無理やり引きずる四季に俺は何も抵抗などできるわけもなくされるがまま地獄のトレーニングをさせられるのだった。  くそっ、転移したならハーレム状態を満喫できると思ったのに……、お前のその胸はなんのためについている。 「何か言ったか?」  なんでもありません……
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