もし○○だったら ①

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いや〜いつ終わるんですかね、この喧嘩は……早く帰って寝たいんですけど?ちょっと誰か止めてきてくれませんか?え、無理?(´Д`)ハァ… 『……帰る』 「「「「え!?クロが帰るなら俺(私)も帰(りますよ)るぞ!?」」」」 柚樹が溜まり場にあるソファから立ち上がり出口に歩き出すと、さっきまで喧嘩していた組はそそくさと帰る準備を始めた。しかし、柚樹が帰ろうとするのを阻む人がいた。 それが渉夢だ。 渉「くーちゃん、帰るの……?また離れ離れになるの?くーちゃんは僕と会えなくなってもいいの?もしかして寂しいのは僕だけ?他の人のとこに行くの?許さないからね……その白くて細い首に首輪つけてリードに繋げ……アイタッ」 『……うるさいよ』 渉夢が柚樹の顔を覗き込みながら暴走していると、柚樹がデコピンをし両手で顔を挟んで目を合わせながら沈黙の時間が流れた。そして、落ち着いてきたことがわかるとそっと髪を梳くように撫でた。 『あーくんの頭なら入ってこれるでしょ?待ってるから学園おいでボソッ』 渉「……ん、行く……」 言ったあと渉夢のおでこにキスをし、擦り寄ってくるのを気にせず頭を撫で続けた。 その後満足したのか2人は離れそれぞれ帰っていった。その後をシュヴァが追いかけて行き、残された周りはなんとも言えない空気になった。 残された黒龍と白虎はお互いの今後について少し話し合ったあとそれぞれ帰路に着いた。 あ〜今日は濃い1日で疲れたなぁ……早く寝よ 途中から我慢ができず大雅の腕の中で眠りについた柚樹は知らない。 今後渉夢が転校してくることにより起こる忙しない日常も、バレてからの忙しさも、かくれんぼの終わりが近いということも、何も知るよしはなかったのだった…… グダグダですみません……まとめられるよう頑張ります! 50スターありがとうございます(*' ')*, ,)ペコリ
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