忙しない一日

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忙しない一日

渉「そう?じゃぁ柚、結婚しよ♪」 拓「いやいや、柚は渡さないよ?柚は俺と結婚するんだよね?」 玲「は?てめぇら表出ろやぶち○してやる...ゆーちゃんは俺のだもんねぇ?ま、俺以外のになったら鎖に繋いで一生飼ってあげるけどさぁニコニコ」 蒼・大「柚樹、あっち行こう」 そう言って争ってる3人を置いて蒼太と大雅に連れてこられたのは食堂だった。今は2限目休みなため誰も来ることは無い。 はぁ、あんなカオスになるとは......玲音のは2人の声で俺以外のから聞こえなかったし、それにただ渉夢がぶどう飴を見て"ぶどう飴好き?"って聞いてきた(視線で)から、"大好き!"って言っただけなのに..... 渉夢が自己紹介中に飴を見せて言質取ろうとボイスレコーダーに録音したのを柚樹以外が気づかないはずはなく、すぐさま威嚇しだした結果さっきの状況になったのだった。 蒼「午前はサボろっか、早めにご飯だべる?ゆっくり食べられるし、いつもより多く食べれるね笑」 大「あぁ、そうするか。柚樹はもうちょい食った方がいいからな」 『......僕そんなに食べれ「食べるよね?」.....はぁい』 そこからは大雅の膝上(定位置)に座り喋りながら料理が来るのを待っていた。すると、授業中にもかかわらず廊下が騒がしくなってきた。そして、勢いよく扉が開くと 椿「うわぁぁああ!!!誰もいねぇから広いし静かだぁぁああ!!!なんか貸切みたいだな!!!」 という、マリモ兼転校生兼歩く騒音機である渡海谷椿とそのひっつき虫の生徒会+‪αが入ってきた。そして、走って入ってきた椿は驚いて大雅に引っ付いている柚樹に気づき、満面の笑み(多分)で迫ってきた。 椿「なぁなぁお前一緒に転校してきたやつだろ!!??お前も一緒に食べようぜ!!ご飯は大勢で食った方が美味しいんだぞ!!!」 大「うるせぇ、黙れ......大丈夫か?耳栓いるか?」 蒼「食堂の人に言って料理キャンセルにしますか?代金だけ払っとけば問題ないですよね?」 椿「俺を無視しちゃいけないんだぞ!!!なんか応えろよ!!!てか、お前らかっこいいな!!!名前教えろよ!!!なぁなぁ!!」 う、うるさい......至近距離だから耳が死んじゃう......それより、この騒音玲音からイケメンホイホイって呼ばれてたよね?てことは、蒼太と大雅イケメンだから取られちゃう...?そ、それはダメなの!(。ì _ í。)ムッ 柚樹が葛藤している間にも椿達と蒼太達が言い合っていると、現実に戻った柚樹がその言い合いをなんと取ったのか、急に 『!ダメなの!蒼太も大雅も僕のなの!君なんかにあげないんだから!』( > <。)ウゥ... と、2人に抱きついて椿達を睨み威嚇し出した。しかし、涙目と上目遣い、頬が興奮で染まってきているため全く怖くなかった。むしろその場にいる人たちは ((何この可愛い生き物......)) と悶えていたのだった。 なんか、久々にちゃんと転校生達が出てきた気が......亀更新ですが、これからもよろしくお願いします(*_ _)
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