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直人は一旦身を離し、ギリギリまで抜くと再び奥まで打ち込んだ。さっきよりも深い挿入に僕の頭は一瞬 真っ白になる。 「オレはユウが好きだ。愛してる。ユウは?ユウはオレを好きか?」 ぐいぐいと腰を進め、更に奥を突いてくる。 「あ・・・ぁ・・・愛してる・・・ナオを・・・愛してる・・・んっ」 その言葉に満足したように笑うと、直人は腰を動かし始めた。 何度も抽挿を繰り返し、さっき放った直人の白濁が中でぐちゅぐちゅと音を鳴らす。その卑猥な音に更に高められ、僕はバカみたいにはしたない声を上げ続けた。 僕の欲望は先程の交わりで全てを出し尽くし、何も放つことができず痛いくらいに勃ち上がるも、ふるふる震えているだけだ。けれど、それに気づいた直人がある一点を執拗に攻めだす。そこは僕が感じる場所。 「あっあっ・・・あぁ・・・んっ」 僕は背を仰け反らせて達した。 全身に力が入り、痙攣したかのように小刻みに震え、その締めつけに直人もまた、僕の奥深くに欲望を放っていた。 どさりと覆い被さる心地よい直人の重みを感じながら、僕の意識は遠のいていった。 「愛してるよ、ユウ。もう二度と離さない」 落ちていく意識の中で、直人のそんな声が聞こえたような気がした。
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