じゃあ、そういうかんじで。

二月

今とあるスマホ用の乙女ゲームのスチル描かせて頂いているんですけど、これがまた面白い。
何が面白いって、絵柄寄せて描かねばならんのですが、絵柄の特徴が僕のとは対極にある感じ。
毎回『顎削ってください』って言われる。ごめんなさい(白目)。
いやあのね。学習しないんじゃなくて、かなり削ったつもりでも甘かったりする。幅も長さも。あと首細くしてとか筋肉減らしてとか肩幅縮めてとか、そういう僕の中にある全ての美的感覚()を一つ一つ丁寧に塗り替えながらどうにかこうにか完成まで持っていくのですが、そのカルチャーショック感がなんとなく癖になる。完全に未知の領域に踏み込んでいるし場違い感をひしひしと感じてはいるけど描くからには兎に角魅力的になれと念じる。手探りなので時折趣味の方に戻って落書きをすると自分の絵柄を見失いかけて焦る(反動で太くて重い男を描きたくなるので前ページみたいな落書きをしたりする)。

根本的な話、よく僕のあの絵達を見てこの絵柄を描かせようとお思いになりましたね……！？と常に思っている。でもまあ相手が失敗したとか思っているか否かは置いといて、僕的には意外と楽しんで描いているのでいいかみたいな心持ち。
しかし正直顎の件は本当に申し訳無いけど指摘されると笑えてきますwwww助けてwwwwwどうしようもねえwwwww

まじでたすけて……(震)

かおはむずかしいのでいっぱいべんきょうしようとおもいました(小学生作文)。

逆に自分のキャラを乙女ゲーム風の絵柄で描いたらどうなるのかなと思ったので、それっぽい感じに描いてみた。
乙女ゲーム風というか、取り敢えず今回までに指摘されてきた点を踏まえて描いた、というレベルです。他にも乙女ゲームの絵柄は数多あると思うのでそれを意識すれば当然もっと違う印象にはなると思うけどそっち方面には疎いので……えへ
今回は一番落とし込みやすそうな里村で。

1枚目→乙女ゲーム風
2→自分の絵柄
3→1,2並べてみた
4→おまけの線画

目元だけ見たらお姉さんじゃん……
流石里村は絵柄が変わっても可愛い…………なんの話だ…………塗り方忘れたので適当だけどこんな感じだったと思う。
並べると顔色悪いみたいになるな……それぞれ描くのにかかった時間はほぼ同じ。若干左(自分の絵柄)の方が短い。

やってみるもんだなあ、という話でした。

おまけのおまけ。
藍沢。
乙女ゲームっぽいかどうかもわからなくなってきた。
因みに乙女ゲームに出てもプレイヤーが女性だと脈ゼロなので攻略不可能です。なんなら攻略対象の男性と懇ろになってプレイヤーの邪魔をs