ある少女の記録

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1.少女が夢見るガラスの靴溶かす 煉獄の炎 少女の帰るべき場所呑み込む 炎がゆらめく 煤けた街さまよう少女に 寄り添うのは自身の影だけ 焼け落ちた街を出ることも 叶わない知った時 少女の取る道は何か その道に幸はあるのか せめてその未来早く知らせて 少女は女へ成長遂げる 「生きる」そのために 幼い夢捨て去り 心はもう望まない シンデレラになることを 今を確かに生きること それだけ望んで 2.女が望んだ廃墟の中生きて 命繋ぐこと 女はいつの日かその望みの 更に先望む 花咲く街蘇るその日 この目で見る瞬間来ること 決意した街を築くこと その思い広げれば 女の元集う人は 手を貸して支え続ける いつかその望み実現するため 女は叶えた望みを皆(みな)で 「笑顔」携えて 新たな夢叶えて 心は今満たされた 辛い記憶埋めるほど 未来確かにここにある そのこと喜び
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