14.エピローグ

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14.エピローグ

かくして。 金龍と同化した銀龍は、選ばれし龍となり、その胸にはいつも瑠璃色の姫君を抱きて、異種族を超えた世界の融合のために力を尽くしたのでした。その(みち)は決して平坦ではなく、デドフロンティアの歴史同様、阻まれて壊されて失意に嘆くこともありましたが、魂で結ばれた二人は何度分かたれてもまためぐり逢い、決して諦めることなく、宇宙に浮かぶオアシスのような星を明るく照らす希望の光となりました。 選ばれし龍 瑠璃色の宝玉を抱きて天命を尽くす 魂の契り 失われし星に蘇りの道しるべを与えん
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