第一章

12/12
前へ
/21ページ
次へ
私は今盛大に転けたせいで 王子を押し倒し、王子の上に 乗っかっている状態になっている。 なので男性からみたらとても扇情的で、 エロい形になっている。 穴があったら入りたい いや、なくても掘って入る。 「リーゼ、怪我はない?」 「お気遣いなく……私は大丈夫ですので」 「本当に?あんな盛大に転倒したのに??」 「すみません、王子! 押し倒す形になってしまったことは 謝りますから!!」 余りの恥ずかしさに、頬が火照る。 そんな私を見てお腹を抑え 口元に手を当てながら笑いを堪える王子。 結局あれから王子が 仕事をすることはなかった。
/21ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加