第一章

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「ん………あぁ、おはよリーゼ ふぁ………よく寝た」 「よく寝たじゃないですよ! 大事な授業も、国の仕事もあるんですから 寝てサボっちゃダメって 毎度言っているじゃないですか!」 私はリーゼ リーゼ・アルロッテ さっきも言った通り王子の専属世話係 「リーゼは今日も可愛いね 髪型いつもと違うね、似合ってる」 「え?これですか?? ただ後ろで束ねてるだけですけど」 そんなに珍しい? 私がポニーテールするの。 いつも下ろしてて 見慣れないからなのかな? 「そんなことより起きて仕事しなさい!」 「リーゼが教えてくれるなら良いよ」 「私は掃除という仕事があるんです!」 「他の人にやらせればいいじゃん」 「自分の仕事は自分でするものですよ」 すぐだらけちゃうその性格叩き直しなさい!
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