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僕は何故かセンターで歌わされた。
他の4人は必死に踊っている。
歌を歌うのは僕1人に決まった。
何か僕から見てもマヌケなグループだ。
そしてスター速井が書き下ろした曲が完成した。
《♪♪♪君のハートを鷲掴み Baby Baby oh Baby♪♪♪》
あまりにもダサい曲だ……
僕は、こんな変な歌を歌わないといけないのか僕は怖くなった。
そして明日のバイク耐久レースを迎えた夜、イケメン5で勃発が起こった。
「赤井さん、何で僕達だけダンスなんですか?
この人、ダンスも出来ないのにセンターなんて変です!
僕達は学校を辞めてまでスターを夢見て上京して来てるんですよ。
それなのに、このおじさん、仕事を休んで暇つぶしに参加してるんでしょ!」
僕は思わず納得した。
おじさんって言われたのはショックだったが……
「あの〜僕、今日で辞めます。
バイクレースの応援は観客席でも十分にできますから。」
「ば、馬鹿言うんじゃないわよ!
あなた達は、スター速井の選んだメンバー。
絶対にスター速井の力であなた達は絶対にスターになるのよ。」
僕は思わず言った。
「あの〜僕は明日でサヨナラです。」
「さぁ、辞めれるかしら……
明日はスター速井の宣伝でレース場はアマチュアレースでも満員御礼よ。」
えっ……僕はこの先、どうなるんだろう⁇⁇⁇⁇⁇
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