第4ミッション結婚式挙げよう!

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 そしてレースは後半に差し掛かった。  本来、8人なのに6人で戦わなければならない。  1人1人の負担も増える。  スター速井チームはどんどん順位を落として行った。  スター速井はレースに出場出来なくなり、僕らの所にハッパをかけに来た。 「もっともっと張り裂けるくらい応援するんだ !」 《♪♪♪君のハートを鷲掴み Baby Baby oh Baby♪♪♪》  しかし、何十時間も同じ曲だから、歌ってる僕達も疲労感は溜まるし、さすがに僕達も飽いてしまう。  僕は思わず、言ってしまった。 「違う曲を歌わせて下さい。  余りにも、この曲ダサいです……」 「僕達も歌わせて下さい。」  他のメンバーもスター速井に直訴した。 「わ、分かった!取り敢えず盛り上げるんだ!」  僕はダンスは出来ない……  だから、僕はメンバー達が歌うのを一生懸命にハモった。  一気にイケメン5も活気が出て来た。  観客から拍手も起きてる。 「あの1番のイケメン、シビれるハモりね!私、ハートがシビれる〜」  そして最後にアケビさんがヘルメットをかぶり最後のスターラインに入った。
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