第4ミッション結婚式挙げよう!

22/41
前へ
/338ページ
次へ
 アケビさんは表彰式でチーム速井達に囲まれた。  そしてアナウンスされた。 《スター速井チームおめでとうございます。  最後の村野さんの走りは圧巻でした。  村野さん、こちらに!  初めてのレースだっと聞きましたが、マイケル・ドゥーハンのような走りでした!  どうですか?今の気持ちは?》 「スピードを気にせず走るって最高です。  あそこで歌で応援してるの私の彼で〜す。  彼の歌で気分が乗っちゃいました。」  スター速井は慌てて、アケビさんの口を押さえた。 「明美ちゃん、駄目だって!  彼は未来のスター、彼女が居るってバレたら人気出ないよ。」 「そんなの知らな〜い!  あの〜もう、帰って良いですか?」  アケビさんは走って僕の所に駆け寄って、皆んなの居る前で僕に熱いキスをしてくれた。 「カトケンさん、ありがとう!これで吹っ切れた。  後は結婚式を待つだけね!」  僕達は手を繋ぎレース会場を後にした。 「ち、ち、ちょっと待ってくれ〜  2人は俺の宝だーーー!」  スター速井は呆然として倒れかけた……
/338ページ

最初のコメントを投稿しよう!

79人が本棚に入れています
本棚に追加