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「えぇ〜おねえちゃんじゃないの⁇
君なの⁇⁇
男は、お断りだね!」
「あれっ、さっきまで私は良いよって言ったのに……男女差別じゃないですか?
この人、修行以外にも何でもします。
炊事、洗濯、お掃除etc…だから、どうか住み込みで修行をさせて下さい。
お願いします。」
「カトケンさんも頭を下げて!」
「は、はい……」
「分かったよ!おねえちゃん……
な、何でもするのか⁇給料なんて払えないよ。」
1番ビックリしているのは僕だ。
何故、突然、このおじさんの家に修行?
それに家事洗濯、etc……
それに住み込みなんて考えられない。
アケビさん、思いついたら、いきなりだ……
僕の繊細な性格をアケビさんは分かっているのだろうか……
僕は厳しいのと怒られるのは苦手なんだけど……
「兄ちゃん、いつから来るんだ?」
「今からでもお願いします。
カトケンさん、生活する道具や服は私が少しずつ運ぶね!
それでは、主人を宜しくお願いします。」
「あぁ……まずは玄関を掃いて!」
「ア、ア、アケビさん、ぼ、僕を置いて帰っちゃうの…………」
「カトケン、絶対に完成してね!あの最高の食パン。
楽しみ〜」
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