【第6ミッション僕達の赤ちゃん誕生!】

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「そう言えば、カトケンさん……お店の名前を決めて無かったね〜」 「あっ……そう言えば、考えて無かった……  それなのに良くこれだけの沢山のお客様が集まったもんだ……」 「ネットや報道の力って凄いね……私達、何もしてないのに……」 「こんな離れの小屋に石窯を置いて販売してるだけの所なのに……」 「健二さん、石窯のパンの確認をお願いします。」 「はーい!真斗君、いい感じだよ。  パンを取り出そう!本当に助かるよ。  イケメン4が手伝ってくれて!」 《♪♪♪君のハートを鷲掴み Baby Baby oh Baby♪♪♪》  あっ、一馬君もずっと歌ってくれてたんだぁ…… 「健二、応援に来たぞ!今日はおめでとう!」 「あっ、師匠、ありがとうございます。の、の、典子さんまで……」 「この前はごめんなさい。  勝手にカトケンさんのフィギュアを石窯で燃やしちゃって……」 「い、い、良いんですよ。  今は1番大事なフィギュアが有りますから…… ねっ、アケビさん。」 「えっ……」 「アケビさん、紹介します。  師匠の孫娘の典子さんです。」 「加藤明美です。  その際はお世話になりました。」 「私、典子です。  明美さんのファンになっちゃった! 女子国内ロードレース残念だったけど凄くカッコ良かった!  私も明美さんを目指す為にバイクを買ったんだぁ〜  いずれは私もプロのバイクレーサーを目指すの!ねっ、おじいちゃん」 「バイクは危ないよ……」 「ところで、典子さん、僕の大切なフィギュアを持って帰ったでしょ。」 「あっ、私に似たフィギュアだよね!  あれ、首が取れちゃった……」 「あっ……僕のルカちゃん……」 「カトケンさんは明美さんが居るでしょ!」 「カトケンさん……⁇」 アケビさんは不思議そうに首を捻った。 アケビさん、僕はアケビさん一筋です。
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